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2008.11.08 (Sat)

お金=言論?

アメリカにおいては、政治資金規制の問題は第1修正・言論の自由の問題として語られる。
このことを初めて知った時、「そんなバカな」と思った。
でもそうなのである。
Buckley v. Valeo, 424 U.S. 1, 96 S. Ct. 612 (1976).

だが、現地で選挙運動を見ていると、お金=言論というのも「そうなのかも」という気がしてきた。
TVコマーシャルをどう流すか(*1)
パンフレット・ビラをどう配るか。(*2)
候補者を応援する運動員たる「ボランティア」も、しばしば"payed volunteer"だったりする(*3)
特に民主党予備選挙でオバマとヒラリーで差が付いたのが、献金とその使用(特にタイミング)に関する戦略の差であった。

井上達夫先生がよく「言論の自由ばかり語っても、全ての出版が統制経済下に置かれたら意味がない」旨、言うのと関係あるかも知れない。

どちらかというと政治資金規正に積極的なのは、財界からの大規模な寄付を集めるのに劣る民主党の側なのだが、今回オバマ陣営が(個人から薄く広く献金を募る戦略に成功したこともあり)マケイン陣営よりも潤沢な資金を利用できたことから、民主党の政治資金規正に対する考え方が変わりつつあるとも。
Political Memo - What Happens to Public Financing, When Obama Thrived Without It? - NYTimes.com
By MICHAEL LUO
Published: November 2, 2008
http://www.nytimes.com/2008/11/03/us/politics/03donors.html?ei=5070&emc=eta1

【More・・・】

*1 この辺り、「つまらない番組」の最右翼である日本の選挙時の「政見放送」の真逆である。放送局からしてみればそのような番組を流すのはバカバカしいことだから深夜・早朝に集中する、というのはよく聞く話だが。しかし、もし日本の放送局が電波規制によるレントで潤っているのだとすればその程度の負担は甘受せよ、ということかも知れない。
*2 "It's not over"--選挙戦終盤 - アメリカ法観察ノート参照。 *3 従ってここでの"volunteer"は「志願兵」という意味で了解されるべきだろう。「喜んでタダ働きせよ」というニュアンスの日本語の「ボランティア」とは異なり。ヴォランティアの成立し得る空間・補論 - アメリカ法観察ノートヴォランティアの成立し得る空間 - アメリカ法観察ノート参照。
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テーマ : アメリカ合衆国 - ジャンル : 政治・経済

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