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2008.07.07 (Mon)

ライセンスとガイドラインとニコニ・コモンズ

ニコニ・コモンズとクリエイティブコモンズ・ライセンスの誤解について瑣末な点ながら指摘する - 半可思惟
「ニコニ・コモンズはライセンスではなく利用ルールないしガイドラインである。ガイドラインであり、そしてサービスの枠組みの中で利用者が管理され追跡可能であるような設計をしているからこそ、上記問題点をクリアできるのだろう。逆に言えば、そこがニコニ・コモンズの限界を画することになる。」
「ニコニ・コモンズはライセンス契約ではなくガイドラインであり、著作者の一方的な宣言によって事後的に変更することが許されているからであろう。それは「柔軟」かもしれないが、利用者にとってみれば当初の利用条件が変更されるというリスクが大きく、法的安定性に欠く。」
http://d.hatena.ne.jp/inflorescencia/20080706/1215340015
あいまいな日本のニコニ・コモンズ - 雑種路線でいこう
「inf.女史が鋭いなぁと思うのは、ニコニ・コモンズがこういった柔軟性を発揮できている理由がライセンスではなくガイドラインであることを見抜き、それが法的安定性に欠く等の課題を抱えていることを指摘しつつ、ニコニコ動画の中であれば問題ないと気付いていることだ。」
「僕はニコニ・コモンズを契約ではなくガイドラインとして設定したことは、極めて秀逸な経営判断と感服する。ひとつは先に述べたように、ガイドラインだからこそ契約の方技術的な制約に縛られず、収益構造に合わせて柔軟な制約をかけられることである。…
…役所や経団連が躍起になってコンテンツ業界に契約主義を持ち込もうとしたにも関わらず、成功していない。
そのことが時にコンテンツの再利用を阻害している一方で、クリエイターの思い入れを受け止めた柔軟な貸借関係を設定し、法執行とは別のガバナンスを働かせてきた。業界の暗黙の了解と比べればガイドラインはずっとオープンだし、クリエイターの思い入れを斟酌した柔軟な権利設定ができる。」 http://d.hatena.ne.jp/mkusunok/20080706/nicoc
重要な指摘。
現時点ではだが私見を付け加える準備も能力もない。他日のためのクリップ&論点の指摘のみ--しかも実務的ではなく理論的な(*1)
・ソフト・ロー論との接合の、知的財産の分野における可能性。
・CCライセンスは英米財産法における制限的約款(restrictive covenant)に範をとったものと思われるが、本当か。直接の出自を確認できないとしても、機能的には類似するのではないか。だとすればそれを参照した検討の可能性。
・何故「契約」ではダメなのか。契約に「後日ライセンス条件を見直すかも」と書き込むのとどう違うのか。

【関連】

ユーザとクリエータの間 - アメリカ発祥の地でアメリカ法を思考する
みくみくになるのかな - アメリカ発祥の地でアメリカ法を思考する
After Tasini - アメリカ発祥の地でアメリカ法を思考する
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【More・・・】

*1 それが自分の関心なのだから仕方がない。
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