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2008.07.07 (Mon)

習得し難い言語

昔、特に意味もなく「語学をマスターしよう」を思い立って、しかし貧乏学生だったのでお金をかけることもできないかったから、差し当たりNHKラジオの語学講座を片っ端から聴くことにした。これなら一言語一ヶ月2百数十円のテキスト代のみ。
全講座制覇、は放送時間と録音機材の兼ね合いで無理だったが(*1)、とにかく片っ端から聴いてみた。
しかし取り立てての目的意識もなく聴いても身に付かないわけで、いずれも精々綴りの読み方(*2)を覚えたくらいだった。
大学で第二外国語だったドイツ語も使い物になっていないんだよなー
経験則1: 語学は十代までにorz

しかし複数の言語を横に並べてみると見えてくるものもあって;
経験則2: 綴りと発音との一対一対応がしっかりしている言語ほど覚え易い

綴り→発音の対応がきっちりしていると、その法則性さえマスターすればテキストから音を再生できるようになる。そうすると早い段階からテキストさえあれば学習を進めることができるようになって、自学を促進する。

発音→綴りの対応がきっちりしていると、ブツブツ口で覚えたことが、そのまま書き言葉としても再生できるようになって、両者の協働に好ましい。
このことを感じたのがフランス語で、フランス語は黙字が多いので特に発音→綴りの対応が崩れ易い(読まれない子音字によって綴りが違ってくる)。他方、フランス語は主語の人称で動詞を活用する。にもかかわらず、綴りは違っても読まれない子音字のみしか異なっていない場合も多くて、活用表をブツブツ口に出しても綴りには復元されないので結局覚えなかった。

自分が取り組んだ中で綴りと発音の一対一対応がよくとれていたのがスペイン語。
この基準だと、英語はあまり習得し易い言語とは言い難い。綴り→発音の対応はまだマシだが、発音→綴りの対応はかなり悪い。

さて、この基準に照らすと、日本語は後天的学習者にとっては最悪に近い言語だと思う(汗)
発音をそのまま書き下せるだろう、って? 仮名だけならばその通り(*3)。しかし、漢字が厄介。
同音異義語を漢字の使い分けで区別している例は多い(発音→綴りの対応の崩れ)
他方、一つの漢字の読みが音・訓、さらにそれぞれ複数あるのもザラ(綴り→発音の対応の崩れ)
漢字圏出身の留学生が苦労しているのも見ているし、非漢字圏の西洋人だと日本語の会話は全くペラペラの人でも読み書きが覚束ない場合もままあって、それはそれなりに理解できる。

便利なんですけどね、漢字かな混じりの日本語システム(*4)
ひらがな、カタカナ、漢字を使い分けられるのが日本語の強み - Zopeジャンキー日記
「「日本語は漢字が多すぎ、むずかしすぎるため、日本語の読み書きや習得、普及などに困難を生じている」という問題意識」
http://mojix.org/2008/07/05/hiragana_katakana_kanji

【関連】

日本人の範囲・枕 - アメリカ発祥の地でアメリカ法を思考する

【More・・・】

*1 ロシア語講座とイタリア語講座が外れた、はず。
*2 中国語はピンイン。
*3 正確には、日本語にも綴りに現れないアクセント・高低もある。
*4 私の書くテクストは、英単語も混じるので読者には不評だ(爆)
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テーマ : 語学の勉強 - ジャンル : 学問・文化・芸術

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