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2008.03.23 (Sun)

critical

だいぶポイントが絞れてきたかと。
Don't Fear the Reaper : 続・教育における人種的多様性
http://eastriver.exblog.jp/7585957/
いえいえ、ブログにぼちぼち書く意義は(当面)活字にするつもりのない研究seedをああでもないこうでもないと引っ繰り返すことにあります(*1)(*2)のでお詫びされるようなことでもないかと:-)


突き詰めるとポイントは、Bakke判決以来認定されてきた「student bodyの多様性」を「意見の衝突の促進」と解釈するか、という点に収斂する。
(1) 自分がこう読むことを躊躇するのは、McLaurin判決で学生生活への幅広いアクセスが主題とされていたことにhookしている。しかし、時間的先後でも事案的にも区別はし得るかも知れない。
また、初等・中等教育でも(より実存的な意味で)「意見の衝突の促進」はあると言えるのではないか、という認識もある。

他方、「意見の衝突の促進」として解するにあたって、Grutter判決にいう"critical mass"概念が留意される。"critical"を「決定的な」などと訳してしまうとボケてしまうのだが、"critical mass"には核物理学において核反応が起きる閾である「臨界質量」との意味があるとのこと(*2)
(2) 意見の表明が容易になし得るだけの人数、という"critical mass"がGrutter判決のキーワードであったことは、eastriver46説を支持する。
(3) "critical mass"概念のミソは「最低限を確保」することにあるから、人数の多さのバランシングが問題となったシアトル事件はおおよそカバーされないこととなる。


もうちょっと:
(a) 「意見の衝突の促進」を目的としてそれが「セレブとニート」でもよいとするのであれば
  1. 「黒人向けに定員の10%を割り当てる」
  2. 「留学生向けに定員の10%を割り当てる」
  3. 「ムスリム向けに定員の10%を割り当てる」
  4. 「無神論者向けに定員の10%を割り当てる」
  5. 「貧困者向けに定員の10%を割り当てる」
  6. 「同窓生の親族向けに定員の10%を割り当てる」
の取り扱いが異なってくるのはどういうことか。
最初のものはBakke判決により明らかにアウト。
留学生はnational originの絡みでKorematsu判決に照らすと怪しい。
宗教は微妙。
下2つはたぶんセーフ。

(b)
「黒人は黒人で黒人の文化に根ざした劇をやるから~」
これは90年代マルチカルチャリズムの論点ですね(*3)

【More・・・】

*1 というかそうでもしないと書かない筆不精なオレorz
*2 SEEDだけに割れると暴走、とかw
*3 吉田仁美氏。
*4
『アメリカニズム』
  • 『アメリカニズム--「普遍国家」のナショナリズム』
  • 古矢旬(著)
  • 東京大学出版会、2002年
  • ISBN=9784130362108
第4章参照。
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