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2009.05.27 (Wed)

A LatinA Judge

The White House - Blog Post - The President’s Nominee: Judge Sonia Sotomayor
Tuesday, May 26th, 2009 at 12:15 pm
http://www.whitehouse.gov/Sotomayor/
オバマ大統領は、第2巡回区連邦控訴裁判所のSonia Sotomayer裁判官をSouter後任の連邦最高裁裁判官候補として指名。
ソトマイアー」と発音するっぽい。

自分的には「えー、もう?」というのはある。
6月末の今開廷期の終わりまで待つものだと。
彼女自身が加わって注目されている事件が現在最高裁に継続中(*1)ということもある。最高裁によって覆されるようなことがあったら彼女のquolificationにケチがつくことになりかねない。


連邦控訴裁判所裁判官から、というのは、--オバマの選挙中の発言等から、そうでない可能性も想定されていたが(*2)--ここしばらくのパターンに乗っかっている。のみならず、控訴裁判所の中でも東海岸の巡回区に偏っているという最高裁のdemographyについても、"change"するものではない。
結構、名前の挙がっていた人物だから、
Re: サンスティーンを最高裁に! - アメリカ法観察ノート
最右翼の候補は「現時点で名前の挙がっていない人物」、というのが自分的予想である。
http://izw134.blog74.fc2.com/blog-entry-288.html
という自分の予想は外れ(^^; でもまぁイデオロギー的には"progressive"・リベラルだが“とんがり”過ぎてもいないから、可能なオプションの中では最も“オバマ的”な選択かな。
Obama Hails Judge as ‘Inspiring’ - NYTimes.com
By PETER BAKER and JEFF ZELENY
Published: May 26, 2009
http://www.nytimes.com/2009/05/27/us/politics/27court.html?th&emc=th
によれば、最終候補に残ったのはSotomyorの他、
  • 第7巡回区のDiane Wood(*3)
  • 訟務長官のElena Kagan
  • 国土安全省長官のJanet Napolitano
の4名。…うーん、Robertsの時のような「誰?」というようなサプライズはなかったなぁ。

Re: サンスティーンを最高裁に! - アメリカ法観察ノート
多くの著作がある有名人を候補にするということは、反対する側から見れば攻撃する手掛かりが多いということでもある。そしてそれを見越せば、もし新政権が新裁判官人事を“すんなりと”通したいのであれば、そのような抵抗の可能性の高い候補は避ける、ということになる。
という予想も外れ(^^;;;
LexisNexisの"Federal Court Cases, Combined"ライブラリで"JUDGES(sonia sotomayor) and COURT(second circuit)"をキーワードに検索したところ、2416件ヒット。ちなみに"JUDGES(sonia sotomayor) and COURT(southern district of new york)"だと314件。いろいろと攻撃の材料はある(笑)
But see
News Analysis - Sotomayor’s Rulings Are Exhaustive but Often Narrow - NYTimes.com
By ADAM LIPTAK
Published: May 26, 2009
http://www.nytimes.com/2009/05/27/us/politics/27judge.html?th&emc=th
Sotomayor, Baseball’s Savior, May Be Possibility for High Court - NYTimes.com
By NEIL A. LEWIS
Published: May 14, 2009
http://www.nytimes.com/2009/05/15/us/15sotomayor.html?emc=eta1

保守側は誰が候補になっても攻撃できるよう準備しているとのことだが、
Conservatives Map Strategies on Court Fight - NYTimes.com
By CHARLIE SAVAGE
Published: May 16, 2009
http://www.nytimes.com/2009/05/17/us/politics/17conserve.html?emc=eta1
議会の勢力配置からすると実際に任命をブロックするのは難しい、という認識は共和党議員の間でも一般的。
Republicans in Senate Lower Expectations of a Court Fight - NYTimes.com
By NEIL A. LEWIS
Published: May 17, 2009
http://www.nytimes.com/2009/05/18/us/politics/18judiciary.html?emc=eta1
せめて自らの側の(憲法/司法)イデオロギーを開陳して国民を“教育”する機会にしたい(それくらいしかできない)、と。
Roberts、Alitoの時は民主党の側は何もできなかったので、攻守が完全に逆転。
祇園精舎の鐘の声、である。(*4)


プエルトリコ移民の子
→ブロンクスの公営住宅(*5)で育つ
→子供の頃に父親を亡くし、看護婦の母親一人に育てられる
→プリンストン、イェールとエリート教育機関でマイノリティ女性の草分け
→ニューヨークで検察官
→ビジネス向け大ローファームへ
→連邦地裁裁判官から控訴裁判所裁判官へ
という個人バックグラウンドにも--「アメリカン・ドリーム」的言説--神話!--の再演という意味でも--注目される。
移民・マイノリティ出身だが手厚い教育を受けたというのがオバマと共通している点ですな。
自分的には「ヒスパニック」という要素より「プエルトリコ」という点に着目したい。この合衆国のjurisdictionに属しながら特殊な地域(*6)という要素が、効いてくるのか。
Woman in the News - Sotomayor, a Trailblazer and a Dreamer - NYTimes.com
By SHERYL GAY STOLBERG
Published: May 26, 2009
http://www.nytimes.com/2009/05/27/us/politics/27websotomayor.html?th&emc=th
Sotomayor Selection Creates a Puff of Pride - NYTimes.com
By DAMIEN CAVE
Published: May 26, 2009
http://www.nytimes.com/2009/05/27/us/politics/27latino.html?th&emc=th
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テーマ : アメリカ合衆国 - ジャンル : 政治・経済

23:18  |  アメリカ法  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

2009.05.23 (Sat)

一人暮らしだと荷物を受け取るだけで一苦労なわけだが;

出かけようとしたところで、郵便屋さんが書留を持ってきた。土曜日だったので出るのが遅かったのが幸い。

玄関を開けると郵便屋のお兄さんは同じような封筒を何通も持っていた。
定額給付金の通知。
1万2000円を配るために事務コストかかってんなぁ、と思う。
あ、これも乗数効果か(笑)


午後の研究会は著名なT先生の報告。
H先生曰く、世代間の問題意識の差が浮き彫りになったセッションだったと。
11:45  |  身辺雑記  |  TB(0)  |  CM(1)  |  EDIT  |  Top↑

2009.05.20 (Wed)

T-01A

レジュメはなんとか出した。
一次資料をコピペってたら逆に多くなりすぎて、削るのに困った。最後はフォントと行数を調整して無理矢理押し込んだが、見難くて年配の先生などには不評かも知れないorz


NTT docomoが夏の新機種を発表

iPhoneでメールチェックをしたりRSSをチェックしたりする話を聞いて、羨ましく思っていたんですよね。携帯端末でそういう作業ができるようになれば、移動中の時間とかをかなり効率的に利用できるようになるよなぁ、と。うまくすれば1~2日の短期の出張ならそれだけで済ませられるかも、と。
今の携帯(N903i)でも最低限のメールチェックとかはできるのだけれども、いかんせん画面が小さいので、ブログのチェックとかは厳しいものがあるし。(*1)
じゃあiPhoneに乗り換えればいいじゃん、ということになるのだが、おサイフケータイがないのがネック。携帯に任せる機能として、電子マネーを初め、飛行機の搭乗券、レンタル屋の会員証etc.、以前は財布に溢れていたカードがまとまったというのが自分的に大きい。帰国してからも既にWAONを追加したし、ひょっとするとnanacoも。

東芝がかなり気合いの入ったスマートフォンを用意していて日本ではドコモから出すらしい、という噂があったので、FeliCaチップを載っけてくれないかなーと淡い期待を抱いていたのだが…やっぱりダメだった
うーん、GPSもワンセグも着うたも要らないのだが、おサイフケータイさえ載っけてくれたら文句なく「買い」なのだが。


  1. 携帯電話
  2. おサイフケータイ
  3. 携帯オーディオ
  4. ネットブラウザ(Webベースでメール、RSSリーダを利用することを予定)
といった機能をどう携帯デバイスに振り分けるかを今思案中で;
現状、N903iで1~2をカバーしている。ここでiPhoneを追加すると3~4がカバーされるが1がredundantでランニングコストもバカにならない。iTouchにすれば1が重複せずに3~4がカバーされるが、無線LANが通じる場所はまだ少ないので4の機能があまりアテにできなくなってしまう。携帯オーディオという点ではソニーの新しいモデルも魅力的だが、カバーできる機能の範囲は弱点も含めてほぼiTouchと一緒ということになる。もっぱらオーディオ機能のアップグレードのためだけにGigabeat X60から乗り換えるか、だなぁ……

テーマ : ドコモ新機種情報 - ジャンル : 携帯電話・PHS

20:41  |  未分類  |  TB(1)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

2009.05.18 (Mon)

パンデミック?

中止になった労働法学会は神戸大で予定されていたわけだが;

昔、神戸に出張した時に使ったホテルから、「日にち限定の安売りプランだよーん」と(楽天経由で)DMが来た。
これまでこんなん来たこと無かったのに。
例の新型インフル騒動でキャンセルとか相次いでいるのか知らん。
20:12  |  身辺雑記  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

2009.05.18 (Mon)

やば

新型インフルエンザの所為で労働法学会が中止になったらしい。

学会報告のレジュメ、今週いっぱいが締切だと思っていたら、企画責任者のほうで一旦とりまとめるので20日締切であることを発見。
急がないと。
不幸中の幸いは、頁数制限があること。このくらいの分量なら埋まるだろう(?)
15:19  |  身辺雑記  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

2009.05.13 (Wed)

遺伝子の特許性

Cancer Patients Challenge the Patenting of a Gene - NYTimes.com
By JOHN SCHWARTZ
Published: May 12, 2009
http://www.nytimes.com/2009/05/13/health/13patent.html?th&emc=th
乳ガンの判明した患者が卵巣ガンのリスクのテストについてセカンド・オピニオンを得ようとしたらできなかった、何故ならば関連する遺伝子がとある企業によって特許で押さえられていて、他のテスト方法がないから。
で、患者はこの特許を攻撃する訴訟を始めました、というお話。
"The lawsuit, believed to be the first of its kind, was organized by the American Civil Liberties Union and filed in federal court in New York. It blends patent law, medical science, breast cancer activism and an unusual civil liberties argument in ways that could make it a landmark case."
"... the restrictions started to look like not just a question of patent law, ... but of the First Amendment's guarantee of free speech as well. "
確かにlandmark caseにはなりそうだが、言論の自由の主張は筋が悪そうだなぁ。
"Christopher A. Hansen, senior national staff counsel for the civil liberties union, said the problem was with the patent office, not the company. He recalled that when he first heard that the office had granted a patent for a gene, "I said that can't be true.""
勉強していないのでissue spottingしかできないが、
  • 患者が提訴した点につき、原告適格の判断
  • 実体的には遺伝子の特許性を争う形になるんかいな
  • 特許を与えちゃっても強制ライセンス制度があれば何とかなりそうだが、アメリカではダメぽ
といったあたりが気になる。(だけ。とりあえずは調べない。)
17:19  |  アメリカ法  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

2009.05.11 (Mon)

Same-Sex Marriage

"Same-Sex Marriage"の争点は同性愛者(gay and lesbian)に関連した論点として把握されることが通常だから(*1)、つい「同性愛婚」と訳してしまいたくなるが;


昔、民法家族法の授業で婚姻の要件を習った時(*2)、「婚姻の実体要件は、婚姻意思です」と聞いて、最初、ギョッとした。愛情とか、そういうもんはいらんの?(*3)
しかし冷静に考えてみれば、婚姻の効果という法律効果を帰属させるために要件が立てられているのだから、かかる効果の帰属を受ける意思さえあれば必要条件は満たされる。むしろ愛情だのなんだのの内心に立ち入らないというのは、法/国家の採る態度としては間違いではない。(*4)


で、つい「同性愛婚」と訳したくなるのだが、原語を見れば"same-sex marriage"で「愛」とは書いていない。
婚姻意思を「婚姻の法律効果を受ける意思」と定式化すれば、そこに「愛」は要らない。
というわけでオレ的には以後「同性婚」で統一する方向で。

試しにググってみた。
"同性婚"約156000件
"同性愛婚"約2450件
世間的にも「同性婚」がメジャーなようだし。


で、そういうふうに把握すると:
別に愛し合っていなくても、結婚はできる。現行日本法でも、男女間なら愛し合っていなくても結婚できる。
アメリカの新しいトレンドの下では、男性同士・女性同士でも。
同性愛者でなくても。彼ら・彼女らの性的志向がストレートでも。(まぁ周囲は同性愛者のカップルだと思うだろうが。)
別に性愛(行動)は婚姻の要件ではないし(*5)。異性婚者でもセックスレスカップルなど掃いて捨てるほどいる。(*6)

や、だからどうだというわけではないが。そういうことは可能だよねーというだけで。

ただひょっとすると、この所見が奇妙に見えるのは、アメリカ的な婚姻の観念について重大な見落としを(ネタのためにわざと?)しているからで;
社会関係としてのそれは脇に置いておいて、日本では、法的な意味での婚姻は、実体要件としての婚姻意思+一定の様式、に尽きる。法的な意味での婚姻の成立が、法的なワールドで完結している。(*7)

どうもアメリカ的にはこの辺りの観念が違うっぽい。
婚姻の成立について、政府が関与する主要な局面は、marriage licenseの発給という形を通してである。
これは、"license"である--結婚してもいいよ、という許可であって、これ自体が「結婚しましたよ」ということを意味するものではない。両当事者は、marriage licenseを持って、さらに改めて婚姻関係に入るという作業をする。
つまり、どうも、現行日本法の下では法的には(ほとんど)無視されている社会的儀式が、アメリカでは法律効果の具有のために意味を持つようである。アメリカ的な観念では、婚姻の成立が法的なワールドで完結せず、社会的なsomethingを政府がrecognizeするという構成を執っている、様子(*8)

そこらへんが気になって向こうの家族法の教科書をぱらぱらとめくってみたこともあるのだが、nativeの人にとっては当たり前のことなのか、あるいはlawyerの関心から外れるということなのかこの辺りをきちんと整理してある記述は見当たらなかった。
そうなると身を以て検証するのが一番確実なのだが、あいにく一人ではできず不可能(爆)

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01:43  |  オレ辞書  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

2009.05.11 (Mon)

東へ西へ

Gay Marriage Advances in Maine - NYTimes.com
By ABBY GOODNOUGH and KATIE ZEZIMA
Published: May 5, 2009
"Supporters of same-sex marriage have won victory after victory this spring, with the legislatures of Vermont, New Hampshire and now Maine embracing it. The region is close to offering such marriages full support; Massachusetts was the first state in the nation to let gay couples marry in 2004, and Connecticut began allowing same-sex marriage last fall."
http://www.nytimes.com/2009/05/06/us/06marriage.html?emc=eta1
メイン州の立法部が同性婚を認める立法を可決。
ニュー・イングランド地域は同性婚を認める州が大勢に。

もっともコトは単純ではなく、可決された法案を受け取った知事としては、署名を拒絶して立法を握り潰せば同性愛者グループを敵に回し、署名して立法を成立させれば社会的保守層の支持を失う。
細かい制度は州毎に違ってくるが、再選のない知事が気楽に署名できる一方で、再選を目指す知事は「放っておいて法案が勝手に成立するに任せる」という微妙な舵取りをすることも。


先月にはアイオワの最高裁が異性婚のみを認める同州法を州憲法の平等保護条項違反としている。
Varnum v. Brien, 2009 Iowa Sup. LEXIS 31 (No. 07-1499, Apr. 3, 2009)
available at http://www.judicial.state.ia.us/Supreme_Court/Recent_Opinions/20090403/07-1499.pdf
同判決の効果は4月27日に発効。
A Quiet Day in Iowa as Same-Sex Couples Line Up to Marry - NYTimes.com
By MONICA DAVEY
Published: April 27, 2009
http://www.nytimes.com/2009/04/28/us/28marriage.html?emc=eta1
こうトレンドが明確になってくると、ニュースバリューも小さくなって行っている気が(^^;
むしろカリフォルニアの州民投票のほうが例外的現象と把握すべきなのかも知れない。

アイオワでも同性婚反対派は憲法修正によって判決の帰結を覆そうとしているけれども、発議権を持つ立法部が動かずに夏休みに入るようなので苛立っている様子。
むしろカリフォルニアでスムーズに手続が進んだのは、議会ではなく州民発議の手続に乗っかったからと言えそう。

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00:57  |  アメリカ法  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

2009.05.03 (Sun)

No More Souter!?

Press Release - February 13, 2009
Justice David H. Souter has today sent the attached letter to the White House notifying President Barack Obama of his retirement from the Supreme Court effective when the Supreme Court rises for the summer recess this year.
http://www.supremecourtus.gov/publicinfo/press/pr_05-01-09.html
キタ━━━━(゜∀゜)━━━━ッ!!
連邦最高裁のSouter裁判官、6月末の開廷期終了を待って隠居。
昨年の選挙で民主党が大統領を獲得し上院でも十分な多数を確保、選挙もない年だから政治的にヒートアップする必要もない、と(左のほうからの)裁判官からしたら引退するには絶好のタイミングではある。
しかしSouterから来ましたか。
Souter Said to Be Leaving Court in June - NYTimes.com
By PETER BAKER and JEFF ZELENY
Published: April 30, 2009
"He was the only justice who had not hired clerks for the fall term." http://www.nytimes.com/2009/05/01/us/01souter.html?th&emc=th
Souterのみが秋以降のlaw clerkを雇っていない=他の裁判官は雇った。
つまりStevensもGinsburgもまだまだ続行する気です(*1)


David H. Souter - Justice Unbound - NYTimes.com
By LINDA GREENHOUSE
Published: May 2, 2009
http://www.nytimes.com/2009/05/03/weekinreview/03greenhouse.html?th&emc=th
共和党ブッシュ(父)の任命とは言え、安定的にリベラルな投票行動をするようになって、保守的な共和党員からは連邦裁判官の任命に際して"no more Souter"が合い言葉になった--途中で心変わりしない、確実に保守的な裁判官を。

自分的には、特に政教分離関連の事件で厳格な分離を主張する意見を--法廷意見であれ反対意見であれ--書く例が目立っていた気がする(*2)
換言すれば、今後、政教分離関連事件は分離の曖昧な=合憲側に触れる可能性があると思う。


後任の選任、及びその後の裁判所の意見のバランスについては、以前書いたことを現時点で修正する必要を感じない。
Re: サンスティーンを最高裁に! - アメリカ法観察ノート
議会で十分な議席を獲得するということは、中道~従来の反対党支持者・選挙区を取り込むことに成功した議員を内に抱え込む、ということでもある。そうすると、“とんがった”人事は自党からの反対(までは行かなくとも抵抗)を誘発する可能性がある。……
最右翼の候補は「現時点で名前の挙がっていない人物」、というのが自分的予想
http://izw134.blog74.fc2.com/blog-entry-288.html
Souter Said to Be Leaving Court in June - NYTimes.com
"Replacing Justice Souter with a liberal would not change the basic makeup of the court, where he and three other justices hold down the left wing against a conservative caucus of four justices."
宣誓 - アメリカ法観察ノート
現在の連邦最高裁裁判官の内、近い将来(=オバマ政権の継続中)に辞める可能性が高いのは、リベラルなほうから順番に2~3人である。その後継をオバマがリベラルな人物で埋めたとしても、最高裁裁判官のイデオロギーのバランスは変わらない。
むしろ、端的に経験値も最も高く、老獪なStevensが抜けるとすれば、短期的には、リベラル側から見て票数が変わらずに票の“質”が下がることにもなる。
従って、保守ブロックの裁判官が急に健康を崩すなどの事態が発生しない限り、“順番通り”だとするとオバマ政権下の最高裁人事(仮にあったとして)によって最高裁の判断が大きく変化するということは、短中期的にはあまりないだろう、というのが自分の見立てである。
http://izw134.blog74.fc2.com/blog-entry-338.html

ただまぁpoliticalには、女性、できうればマイノリティの女性を後任に、という圧力(というか「空気」か)は強いだろうな。
In Court Pick Chatter, Focus on Women and Minorities - NYTimes.com
By CHARLIE SAVAGE
Published: May 1, 2009
http://www.nytimes.com/2009/05/02/us/02search.html?th&emc=th
Washington Prepares for Fight Over Any Nominee - NYTimes.com
By ADAM NAGOURNEY and JEFF ZELENY
Published: May 1, 2009
http://www.nytimes.com/2009/05/02/us/02court.html?th&emc=th
Hearings for Nominee Will Reflect a Reversal - NYTimes.com
By CARL HULSE
Published: May 2, 2009
http://www.nytimes.com/2009/05/03/us/politics/03repubs.html?th&emc=th
As a Professor, a Pragmatist About the Supreme Court - NYTimes.com
By JODI KANTOR
Published: May 2, 2009
http://www.nytimes.com/2009/05/03/us/politics/03obama.html?th&emc=th
News Analysis - Obama Has Chance to Select Justice With Varied Résumé - NYTimes.com
By ADAM LIPTAK
Published: May 1, 2009
http://www.nytimes.com/2009/05/02/us/02assess.html?th&emc=th
ここしばらく、専ら連邦控訴裁判所裁判官から任命されていたことに対して、オバマが別のアプローチをするか?という話。


さらにこのネタに、ペンシルバニア州選出上院議員Specterが、共和党から民主党に鞍替えしたという話題が絡む。(*3)
オバマ側がさらに有利になったという話だが。ひょっとすると、filibusterを止めることができる60議席に民主党が届くかも知れない状況。
Specterは、委員長としてRoberts、Alitoの任命手続を仕切った、司法委員会の大立て者でもある。
Specter Switches Parties; More Heft for Democrats - NYTimes.com
By CARL HULSE and ADAM NAGOURNEY
Published: April 28, 2009
http://www.nytimes.com/2009/04/29/us/politics/29specter.html?th&emc=th
Obama Welcomes Specter to the Party - NYTimes.com
By CARL HULSE and ADAM NAGOURNEY
Published: April 29, 2009
http://www.nytimes.com/2009/04/30/us/politics/30specter.html?th&emc=th

【関連】

Ginsburg入院 - アメリカ法観察ノート
宣誓 - アメリカ法観察ノート
Elena Kagan - アメリカ法観察ノート
Re: サンスティーンを最高裁に! - アメリカ法観察ノート
Roberts Courtの保守傾向 - アメリカ法観察ノート
Tribe v. Olson - アメリカ法観察ノート

テーマ : アメリカ合衆国 - ジャンル : 政治・経済

18:57  |  アメリカ法  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

2009.05.02 (Sat)

5月

4月中は春気分も中くらいであったが、突如暖かくなった。まぁ東京のほうは既に夏日とかのようだが。
日も長くなった。夕方も時刻の割にはまだ明るいと感じる。まぁ春分から一ヶ月、これからが一年で最も日の長い季節だから当然と言えば当然だが。
中央ローン
暖かいので外に人出も。
右手奥には桜。
4月のエントリは開始以来最小になってしまった。
巡航生活パターンを調整中。目指せリア充。
18:49  |  身辺雑記  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑
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