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2009.04.19 (Sun)

反逆のるる~ぶる

某学会の打ち合わせで昨日上京。
一昨日の夜から風邪(?)気味で頭が重かったので今日は実家で静養していようかと思ったのだが、起きてみたら風邪薬&栄養ドリンクが効いたのか楽になっていたので、国立西洋美術館でやっているルーヴル美術館展を観に行く。

企画意図としてはルーヴル美術館所蔵の17世紀=1600年代ヨーロッパ絵画を通じて、この時代・地域の特性を多角的に示す、という趣向の模様。
絶対王政の確立と市民階級の勃興と貴族制のpersisitenceと動揺、大航海時代・植民地主義の開始、宗教改革・対抗宗教改革と科学的精神、総じて「近代」の始まり、ということで、最近この時代がつながってくるようになってきた(*1)のだが、そういう枠組に展示の絵画がはまってくる感じがしたのが面白かった。
もっとも、(現代まで残るような)美術作品を作らせしめたことができた時点で、それらの(当時における)主要な観客はとんでもない特権階級であったはずなんだけど。

主題を聖書やギリシャ・ローマ神話から採っているものが目立ち、まぁ後期ルネサンスの時期なのだから当たり前と言えば当たり前なのだけれども;
それではアーサー王伝説だとか、ゲルマン・北欧的主題はあまり採り上げられないのだろう、という疑問が生じた。オペラなどならば(時代は下るが)ヴァーグナー等、ゲルマン・北欧的ルーツに取材する作品はあるし、この時代でもミンネジンガー等を通じてそうした物語は普及していたはず。「異教だから」というのはギリシャ・ローマ神話を取材する例が顕著な以上、理由にならないはずだし(*2)、アーサー王物語などはキリスト教浸透の物語でもある。
美術における南・ラテン志向。
詳しい人なら常識の範囲に属する事項なのかも知れないけれども。勉強すべき事項。

当時も、現代西洋の(少なくとも、教養ある)人々も、主題になっている聖書やギリシャ・ローマ神話のエピソードは頭に入っているのだろうし、従って画面に書き込まれている大小のネタ群を解読することもできるのだろうけれども、あいにく自分は中途半端にしか分かっていないので、ある程度までは各作品を“読める”のだけれども、きちんと読めている自信はない。
それでも、《アンドロメダを救うペルセウス》の前で、若いカップルが「こっちの女の人がペルセウスだと思っていた」と喋っていたのには「ありえねー」と思った。
ギリシャ神話でも有名なエピソードだし、星座にもなっているからそっち系統の解説でよく出てくる話だと思うのだが。
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