2008年11月 / 10月≪ 123456789101112131415161718192021222324252627282930≫12月

--.--.-- (--)

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--:--  |  スポンサー広告  |  EDIT  |  Top↑

2008.11.15 (Sat)

党派的選挙による裁判官選任+政治資金=?

先日、「党派的選挙においてお金は言論かも…」と書いたわけだが;


アメリカでは党派的選挙によって選出されるのは立法部・執行部に限らず、州の司法部もそうである(*1)
で、党派的選挙をやるということは、選挙活動もやる。
で、選挙活動をやるということは、そのための献金も受け取る(*2)
だがこれが中立性に疑問符を付けるのは確かなわけで、特に大口献金をした者--多くの場合、企業やその業界団体--が当事者の場合には。

で、そのような場合に献金を受け(て当選し)た裁判官は、裁判体から退かなければならないか(*3)、という問いを連邦最高裁が採り上げることにしたそうで。
Justices Agree to Hear Case on Anti-Clinton Film - NYTimes.com
"Do the due process protections of the Constitution require judges to disqualify themselves when people appearing before them have spent considerable sums to support their candidacies?"
http://www.nytimes.com/2008/11/15/washington/15scotus.html?emc=eta1
結論次第ではかなり大きなインパクトを持つ判断になるだろう。outrightに裁判に関与できないとされると、伝統ある党派的選挙による裁判官選出に大きな影響を与えるだろう、ということで備忘メモ。

ちょっと面白いのは、この事件の原告側(=ビジネスに挑戦している側)の弁護士がOlsonなことだ。Bush v. GoreでBush側に立ち、政権成立後は訟務長官になった、Olson。


この論点は前にも報道を読んだなー、と思ったら
The Selling of the Judiciary: Campaign Cash ‘in the Courtroom’ - New York Times
By DOROTHY SAMUELS
Published: April 15, 2008
http://www.nytimes.com/2008/04/15/opinion/15tues4.html?scp=1&sq=Selling%20of%20the%20Judiciary&st=cse
同じ事件だった。
でもこれではなくて、ビジネス側の系統的な献金で州裁判所がプロ・ビジネス化しているという話だったのだが…

【関連】

お金=言論? - アメリカ法観察ノート
不法行為改革の到達点とロビイング - アメリカ法観察ノート
Versions of Democracy - アメリカ法観察ノート
党派的選挙による裁判官選任 - アメリカ法観察ノート
Tribe v. Olson - アメリカ法観察ノート
スポンサーサイト

テーマ : アメリカ合衆国 - ジャンル : 政治・経済

21:21  |  アメリカ法  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑
 | BLOGTOP | 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。