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2008.04.15 (Tue)

"China in Turmoil"

昨今の中国情勢を受けて、"China in Turmoil: Politics, Riots, and... Olympics?"と題したミニ・シンポジウムが開かれたので顔を出してみた。

アナウンスの様子などから察するに、チベットの問題を受けて急遽企画されたものらしい。大学各所の関係専門家を集めて、それぞれの観点から情勢についてコメントがなされた。
ロースクールからは国際(人権)法と中国法の専門家が登壇。その他に、政治学部の国際関係論/中国外交の専門家と中国史を研究している歴史家が話した。(4人ともアメリカ人/白人、男性。)

時期とテーマだけに、物凄い数の聴衆が集まった。当初の予定の部屋(そんなに小さいわけではなく、ちょっとしたホテルのロビーくらいはある)には入りきれず、急遽講堂に場所が変更されて行われた。
当然、中国人留学生and/or中国系学生と思しき聴衆も目立った。半分までは行っていなかったと思うが、3分の1~4割くらいはいたと思う。

いずれのプレゼンタも、慎重に言葉を選んで、チベット情勢をsingle outしないようにして(それぞれの専門の見地において)より幅広いコンテクストに位置付けようとしていた。また、北京政府/共産党とチベット側の一方的に批判することも避けようとしていたが、状況が状況だけに北京に対して辛口なことも言わないわけにはいかない。
というわけで、質疑応答に移ると、中国人留学生and/or中国系学生が、もっぱら積極的に発言、というか、それ質問じゃなくて演説だし、という様相になった。プレゼンタ側も自らのpositionを明確化しようとするから、だんだんadversarialになっていった。険悪な空気とまではならなかったが、ある種の緊張感があったのは確か。
一連の紛争とそれに対する西側のリアクションから、中国(系)人のナショナリズム意識が高まっているとは聞いていたが、それを目の前で見ることとなった。少なくとも、「国際社会は中国のことを分かっていない/くれない」という感覚は持っているのだろうと思う。


話題が発生した際に、すぐに関連研究者を集めてこのような集まりを開くことができること自体に、総合大学としての強み、それも単に様々な分野の研究者がいるというだけではなく、関連研究者が普段から連携し合っている様が分かる。羨ましいし、そうでありたい。

地政学を英国で学ぶ : チベット紛争(戦争)と中国側の見かた
http://geopoli.exblog.jp/8253289
Chinese Student in U.S. Is Caught in Confrontation - New York Times
By SHAILA DEWAN
Published: April 17, 2008
http://www.nytimes.com/2008/04/17/us/17student.html?ex=1209182400&en=3cdf3ba76fa3a3e0&ei=5070&emc=eta1
ぺきん日記 -中国/北京より- (元祖exblog版) : 欧米批判の先頭に立っているのは、海外帰国組やネット起業家や国際派インテリ....。
http://beijing.exblog.jp/8430156/
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テーマ : アメリカ合衆国 - ジャンル : 政治・経済

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