2008.02.20 (Wed)
自戒
911事件の数週間後に、その時点で明らかになっている情報を整理する趣旨の研究会に出た。
911事件は、アメリカの(外交)政策の問題点を浮き彫りにするものだったかも知れない。だが、事件から数週間後というその時点において、今はそのような批判をすべきではない、そのように、報告者であった、ロンドン滞在中に目の前でIRAの爆弾が爆発したこともある国際政治の先生はコメントした。
「まだ血が乾いていない」と。
それ以来、社会の問題を語るに、戒めとしている。
911事件は、アメリカの(外交)政策の問題点を浮き彫りにするものだったかも知れない。だが、事件から数週間後というその時点において、今はそのような批判をすべきではない、そのように、報告者であった、ロンドン滞在中に目の前でIRAの爆弾が爆発したこともある国際政治の先生はコメントした。
「まだ血が乾いていない」と。
それ以来、社会の問題を語るに、戒めとしている。
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2008.02.20 (Wed)
大きな物語
ちょっと距離を置いて眺めてみると感じることというものはあって。
「大きな物語」が終焉したと言われて久しい。
後はinsularな小さな物語が多数立ち現れるだけだと。
本当か?おい。
日本からやって来るニュース(*1)は、常に一つの話題一色。
それが5日周期くらいで入れ替わる。
岩国市はどこへ行った?ギョーザは?大阪府知事は?道路特定財源は?肝炎は?防衛事務次官は?
これらがそれぞれ「小さな物語」なのか?
皆が同じ話題を語ってしまうという構造自体が、一つの「大きな物語」ではないのか?
「大きな物語」が終焉したと言われて久しい。
後はinsularな小さな物語が多数立ち現れるだけだと。
本当か?おい。
日本からやって来るニュース(*1)は、常に一つの話題一色。
それが5日周期くらいで入れ替わる。
岩国市はどこへ行った?ギョーザは?大阪府知事は?道路特定財源は?肝炎は?防衛事務次官は?
これらがそれぞれ「小さな物語」なのか?
皆が同じ話題を語ってしまうという構造自体が、一つの「大きな物語」ではないのか?
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