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2010.04.25 (Sun)

確かに最高裁に据えたら面白そうだけど…

ただいまStevens後任の選考が絶賛進行中なわけだが、
Obama Meets With Senators in Effort to Speed Court Choice - NYTimes.com
By PETER BAKER
Published: April 21, 2010
http://www.nytimes.com/2010/04/22/us/politics/22nominate.html?th&emc=th
それでもって訟務長官のKaganと控訴裁判所裁判官のGarlandとWoodの3名がfront runnerと考えられているのだけれども;

オバマ大統領周辺はより広く、10名程度をリストアップしているとのこと。
もっともその全てを今回の人事の本命として考えているわけではなく、“次”があった場合のための備えとして、とのことだが…“次”っていつだよ、勝手にGinsburg殺すなよw

で、そのリストに挙がっているという名前だが、
The other five are Gov. Jennifer M. Granholm of Michigan; former Chief Justice Leah Ward Sears of the Georgia Supreme Court; Martha Minow, dean of Harvard Law School; Justice Carlos R. Moreno of the California Supreme Court; and Homeland Security Secretary Janet Napolitano.
他はともかく、Martha Minowというのは濃い名前だ(笑)
というか、Martha Minowって今Harvardのディーンやってるんだ。Harvardのディーンって濃い人が多い気が。

【関連】

Stevens隠居 - アメリカ法観察ノート
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テーマ : アメリカ合衆国 - ジャンル : 政治・経済

22:05  |  アメリカ法  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

2010.04.10 (Sat)

Stevens隠居

新学期なのに来週の研究会で急遽報告ということで相変わらず首が回らないのだが、これについてはスルーするわけにはいくまい。
Stevensが連邦最高裁裁判官を退く。
Press Releases - 04/09/10
Associate Justice John Paul Stevens has today sent the attached letter to the White House, notifying President Barack Obama of his retirement from the Supreme Court, effective one day after the Court rises for the summer recess this year. Justice Stevens has served on the Supreme Court for 34 years. He is 89 years old.
http://www.supremecourt.gov/publicinfo/press/viewpressreleases.aspx?FileName=pr_04-09-10.html
Danse Macabre : Breaking News---連邦最高裁スティーヴンズ裁判官引退を発表
http://eastriver.exblog.jp/12454715/
昨年秋にロークラークを一人しか雇わなかった時以来「今開廷期までか」と言われ続けていたわけだが、正式なアナウンスはなかなかなく、今年の秋には議会の中間選挙(*1)があるということもあり、タイミングについては意見が分かれるところだった。
PrawfsBlawg: Specter's Specter
Monday, April 05, 2010
Specter's Specter Posted by Jonathan Siegel on April 5, 2010 at 12:10 PM
http://prawfsblawg.blogs.com/prawfsblawg/2010/04/specters-specter.html
Concurring Opinions ? The Stevens Retirement and the Senate Midterm Loss
The Stevens Retirement and the Senate Midterm Loss
posted by Tuan Samahon
April 5, 2010 at 2:19 pm
http://www.concurringopinions.com/archives/2010/04/the-stevens-retirement-and-the-senate-midterm-loss.html
しかし、昨年のSouterの時と比べてみれば一ヶ月弱早いとも言えるわけで、時間は十分にあるとも考えられる。
むしろ、健康保険法案で議会と大統領が掛かりっきりであった状況からすると、そちらの片の付いたこのタイミングまで待つより他なかったとも言える。

ちなみに、今回のStevensの引退の発表は「今開廷期終了後」とされており、「後任が決まったら」とはなっていない、との指摘もある。つまり、何らかの要因で後任の決定がもつれると、秋からの開廷期が8人の裁判官で開かれることになる(*2

まぁ、オバマ他民主党側もそこら辺は念頭に置いているだろう。
政治状況的には、1月の補選で敗れて上院はfilibusterの可能性があり、健康保険法案でpartisanな空気は強まり、で秋には中間選挙。
となると、共和党の攻撃の攻撃を躱すためにも“無難な”人選で来るのではなかろうか、というのが6:4くらいの私見。
もっとも、政権を執ってからの執行部の対応を民主党左派は不満に思っているとの指摘もありそちらかの突き上げもあるかも知れないが(*3)
結局、中間選挙に向けて、中道寄りのアピールを狙うか、リベラルな有権者を固めるか、という態度決定次第と言うか、逆に言えばそうした態度決定をシグナルするチョイスになるのだろう。


今回の最高裁の顔触れの変動が裁判所の判断自体に及ぼす影響については、以前からの見解をやはり維持する。
宣誓 - アメリカ法観察ノート
現在の連邦最高裁裁判官の内、近い将来(=オバマ政権の継続中)に辞める可能性が高いのは、リベラルなほうから順番に2~3人である。その後継をオバマがリベラルな人物で埋めたとしても、最高裁裁判官のイデオロギーのバランスは変わらない。
むしろ、端的に経験値も最も高く、老獪なStevensが抜けるとすれば、短期的には、リベラル側から見て票数が変わらずに票の“質”が下がることにもなる(*2)。
従って、保守ブロックの裁判官が急に健康を崩すなどの事態が発生しない限り、“順番通り”だとするとオバマ政権下の最高裁人事(仮にあったとして)によって最高裁の判断が大きく変化するということは、短中期的にはあまりないだろう、というのが自分の見立てである。
http://izw134.blog74.fc2.com/blog-entry-338.html
真の "Kennedy's Court"が始まる。
Kennedy's Court? - アメリカ法観察ノート
私はむしろ、Stevens' courtと見る。何故か。
……
主席裁判官が法廷意見に加わらなかった場合、誰が法廷意見を執筆するかを決定するかは多数派の中で最もシ ニアの裁判官であり、この場合それはStevensだということになる。そして彼がこれらの事件でKennedyを指名した。
……
そんなKennedyを、Stevensは指名した。実際Kennedyも、Boumediene判決な ど、ノリノリである。
http://izw134.blog74.fc2.com/blog-entry-223.html
宣誓 - アメリカ法観察ノート
*2 seniorityからするとStevens、Scalia、Kennedy、Souter、Thomas、Ginsburg、Breyer、 Roberts、Alitoの順だから、Stevensが抜け、ScaliaがRobertsと同じ結論に投票すると仮定すると、Robertsが少数意 見に回った場合に法廷意見執筆者を指名する可能性が最も高いのはKennedyである。逆に言えば、Kennedyはその点も見越して自らの投票を判断す ることになろう。

【関連】

No More Souter!? - アメリカ法観察ノート 宣誓 - アメリカ法観察ノート Re: サンスティーンを最高裁に! - アメリカ法観察ノート Kennedy's Court? - アメリカ法観察ノート

テーマ : アメリカ合衆国 - ジャンル : 政治・経済

21:16  |  アメリカ法  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

2009.12.30 (Wed)

第一審裁判所の名称

まだ仕事中。つーか本格的に今年は盆暮れナシw


で、アメリカの州の第一審裁判所には諸々の名称があることはよく知られているわけだが(*1)、原稿の都合もあり、それじゃあどういう名称がメジャーなのかをちょっと調べてみた。
といってもWikipedia先生のまとめをアテにして数えてみただけだが。

結果:
Circuit Court 15州
District Court 16州
Superior Court 16州
…メジャーな名称は綺麗な分かれ方になった。

もっとも、ヴァーモントには"Superior Court"と"District Court"の両方があるのでここではダブルでカウントされている(*2)
また、ここではカウントしていないが、ハワイの一般的管轄権を持つ第一審裁判所は"Circuit Court and Family Court"という名称で、これをカウントすれば"Circuit Court"に+1票。
他方、ここでカウントしているのは「州」だけ。連邦直轄地もカウントするとD.C.等4法域が"Superior Court"という名前を使っているのでこれもカウントしてやると、"Superior Court"がトップに躍り出る。


とどうでもいいことを調べ始めるので原稿が遅くなる。戻ろうorz

テーマ : アメリカ合衆国 - ジャンル : 政治・経済

19:44  |  アメリカ法  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

2009.11.06 (Fri)

メイン州州民投票

ここしばらく「あんぎゃー」というエントリしか書いていないので(汗)、たまには「観察ノート」らしい記事も書いておこう。


先日の火曜日はアメリカでは選挙の投票日で、ニュージャージーとヴァージニアの知事選挙で民主党候補が負けてオバマの神通力もこれまでか、と思われつつ、ニューヨーク州の田舎の選挙区の連邦下院補欠選挙では地元共和党組織が選んだ候補を党中央が穏健に過ぎると批判して第三党候補者を推したら本来の候補がヘソを曲げて(ちょっと誤)立候補を取り下げたところ民主党候補が漁夫の利で百数十年ぶりに共和党から議席を奪って共和党右派涙目、というビミョーな結果だったわけだが(長い);


選挙日なので去年のカリフォルニアなどと同様に州民投票もあったりなんかして、メイン州では同性婚法が投票に掛かったりして…廃止された。
A Setback in Maine for Gay Marriage, but Medical Marijuana Law Expands - NYTimes.com
By ABBY GOODNOUGH
Published: November 4, 2009
http://www.nytimes.com/2009/11/05/us/politics/05maine.html?ref=us

アメリカは大雑把に、東と西がリベラルで、真ん中と南が保守的なわけだが;
北東の端っこのニュー・イングランドの、さらに端っこのメイン州(*1)でこの結果、ついでに言えば資金も運動のためのマンパワーも同性婚推進側のほうが圧倒していたのに、ということで、同性愛者の権利推進派はショックを受けているらしい。
News Analysis - Gay Rights Rebuke May Change Approach - NYTimes.com
By ABBY GOODNOUGH
Published: November 4, 2009
http://www.nytimes.com/2009/11/05/us/05marriage.html?emc=eta1

ある時期くらいまでは推進派のほうにmomentumがあって、そちらの方向で決まりつつあるのかね、と思っていたのだが、また潮目が変わってきていて、去年のカリフォルニアの州民投票も必ずしも例外的な現象というわけでもなかったのか、と認識を更新する。
いずれも州民投票であり、というか州民投票で同性婚を導入・承認した例は今までのところ皆無なわけで、そこら辺が現時点におけるアメリカ人の平均的な理解なのか、と。


そうなると次の注目はカリフォルニア発でやっている連邦憲法上の権利主張の訴訟なわけだが、単純に最高裁の構成の要素のみならず、社会的なmomentumという観点からも、負けの公算が強い、というのが所見になろうか。


【関連】

Same-Sex Marriage - アメリカ法観察ノート
カリフォルニアの州民投票・ロスタイムの争い - アメリカ法観察ノート
うたかたの夢 - アメリカ法観察ノート
コネチカットの場合 - アメリカ法観察ノート

テーマ : アメリカ合衆国 - ジャンル : 政治・経済

19:20  |  アメリカ法  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

2009.10.30 (Fri)

アメリカにおける死刑の執行方法

アメリカの死刑執行について、現在圧倒的にメジャーなのは薬物注射による方法であるが、他の方法も認められている。

銃殺については最高裁判例で合憲とされている。(*1)
もっとも、採用しているのは2州だが、いずれも限定的ではある。オクラホマは薬物注射及び電気椅子が違憲とされた場合の予備的方法として、ユタは薬物注射が違憲とされた場合の予備的方法としてまたは古い死刑囚についてのみ。

絞首刑については最高裁レベルの判例はないが、控訴裁判所レベルでは合憲とされている模様(*2)
こちらも2州の採用だが、やはり限定的。ニューハンプシャーは薬物注射で執行できなかった場合のみ、ワシントン州は死刑囚による選択。

いずれの方法も実際には10年以上執行されてはいない。


死刑情報センター(Death Penalty Information Center)は死刑反対の団体であるが、「情報」の名の通り情報は充実している。死刑の執行方法についてのまとめはここ


【関連】

死刑:lethal injection - アメリカ法観察ノート
死刑:電気椅子 - アメリカ法観察ノート

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18:58  |  アメリカ法  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑
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